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PER・PBRとは? 株価指標の基本をわかりやすく

分析手法2025.12.07|Gibimini編集部

株価だけを見ても「割安」はわからない

「この株は1,000円だから安い」「あの株は10,000円だから高い」——実は、株価の数字だけでは、その株が割安なのか割高なのかは判断できません。判断のために使われる代表的な指標が「PER」と「PBR」です。

PER(株価収益率)とは

PERは「Price Earnings Ratio」の略で、株価が1株あたり利益(EPS)の何倍になっているかを示す指標です。

📌 PERの計算式
PER = 株価 ÷ 1株あたり利益(EPS)

例:株価が2,000円で、EPSが100円の場合
PER = 2,000 ÷ 100 = 20倍

PERが低いほど、利益に対して株価が割安である可能性があります。ただし、PERが低い理由には、企業の成長性が低いと見なされている場合もあるため、数値だけで単純に判断することは避けましょう。業種や市場環境によって一般的な水準も異なります。

PBR(株価純資産倍率)とは

PBRは「Price Book-value Ratio」の略で、株価が1株あたり純資産(BPS)の何倍になっているかを示す指標です。

📌 PBRの計算式
PBR = 株価 ÷ 1株あたり純資産(BPS)

例:株価が1,500円で、BPSが1,000円の場合
PBR = 1,500 ÷ 1,000 = 1.5倍

PBRが1倍を下回っている場合、理論上は「企業が持っている資産の価値よりも、株式市場での評価が低い」状態を意味します。ただし、これにも様々な理由が考えられるため、一つの参考情報として捉えることが大切です。

指標は「参考の一つ」として使おう

PERやPBRは便利な指標ですが、あくまで企業を評価するための多くの観点の一つです。一つの数字だけで投資判断を行うのではなく、企業の事業内容、業績推移、業界動向なども合わせて総合的に考えることが大切です。

ご注意
本記事は株価指標に関する一般的な解説であり、特定銘柄の分析や売買の推奨ではありません。
※ 本記事は一般的な知識の解説を目的としたものであり、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資にはリスクが伴い、元本割れの可能性があります。投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。